O様｜外壁・屋根・基礎塗装工事の工事工程⑧
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です！
このブログでは、外壁・屋根・基礎塗装工事をご依頼いただいたO様邸の工事工程をご紹介していきたいと思います！
今回は、 雨樋の塗装工事 の様子をご紹介していきます！
雨樋とは、「屋根からの雨水を適切に排水するために取り付けられる筒状の装置」のことを指しています。
軒先や外壁に沿って取り付けられている建材は、すべて雨樋の一部となります。
もし雨樋が設置されていないと、屋根から流れ落ちた雨水が外壁に流れ落ちて「雨だれ汚れ」が発生する可能性があります。雨だれ汚れとは、屋根や付帯部に溜まっていたゴミやホコリなどが雨水と一緒に流れ落ちることで発生する汚れのことで、外壁に黒ずんだ筋状の汚れがこびりついてしまいます。
また、そのまま流れ落ちた雨水が地面で跳ね返ることで、建物の基礎・土台部分に雨水が当たってしまう場合があります。ただ外観が悪くなるというだけでなく、基礎・土台部分の内部に雨水が入り込んで雨漏りや腐食が発生してしまうことも考えられます。
このような事態を未然に防ぐために、雨樋が設置されているのです。
雨樋は、大きく分けて「軒樋」、「集水器」、「竪樋（縦樋）」の3つの部品から構成されています。それぞれの役割について簡潔にお話ししたいと思います。
軒樋は、「屋根から流れ落ちてくる雨水を受け止め、集水器まで導く」という役割を持っています。
その名の通り、軒先に取り付けられた筒状の装置が軒樋にあたります。
集水器は、「軒樋から流されてきた雨水を一か所に集め、竪樋に流し込む」という役割を持っており、いわば雨樋の中間地点となります。
軒樋と竪樋が交わる箇所に存在する四角形のような装置が集水器です。
そして竪樋は、「集められた雨水を地面の排水溝まで送り届ける」といった役割を持っています。
外壁に沿って伸びた筒状の装置が竪樋となります。
このように、雨樋を構成する軒樋・集水器・竪樋といった3つの部材がしっかりと機能することで、屋根から流れ落ちてくる雨水が外壁や建物の基礎・土台部分に悪影響を及ぼすことを防いでくれるのです。
雨樋の役割についてお話しさせていただいたところで、いよいよO様邸での雨樋の塗装工事の様子をご紹介していきたいと思います！
今回の工事では、まず初めに雨樋のケレンが行われました。
雨樋は常日頃から雨風に晒されているため、流されてきたゴミやホコリ、枯れ葉などが溜まることで薄汚れてしまう場合があります。
さらに、雨樋の詰まりによって雨水があふれ出てしまうことで、表面に雨だれ汚れが発生する可能性もあります。
このように、雨樋は非常に汚れやすい箇所なので、塗装工事の前にケレンによって汚れをしっかりと除去しなければなりません。
ケレンが終わったら、次に雨樋の中塗り・上塗りが行われました。
もし金属製の雨樋であれば、中・上塗りの前にサビ止め塗装が行われることが多いのですが、O様邸の雨樋は金属製ではなく塩化ビニル製のものであったため、そのまま中・上塗りが行われました。
今回の工事では、中・上塗り塗料としてエスケー化研株式会社の「クリーンマイルドウレタン」が使用されました。
「セラミック複合技術」と呼ばれる独自の技術が用いられたことで、クリーンマイルドウレタンが作り出す塗膜は非常に優れた低汚染性を持つようになりました。
汚れやすい雨樋にピッタリな塗料と言えます。
中塗りが終わったら、乾燥時間を充分に確保してから上塗りを行います。
今回の工事では、その日のうちに上塗りを行うことができました。
中・上塗りが終わったら、O様邸の雨樋の塗装工事は完了となります！
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