T様｜外壁塗装・屋根カバー工事の工事工程⑥
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です！
このブログでは、外壁塗装・屋根カバー工事をご依頼いただいたO様邸の工事工程をご紹介したいと思います！
今回は、 雨樋の塗装工事 の様子をご紹介していきます。
雨樋とは、「屋根からの雨水を適切に排水するために設置された筒状の装置」のことを指しています。
軒先から外壁を経由し、地面にまでつなげられた筒状の建材すべてが雨樋となります。
雨樋が設置されていないと、屋根からの雨水が直接外壁に流れ落ちることで「雨だれ汚れ」が発生する可能性があります。
雨だれ汚れとは、屋根や付帯部などに付着していたチリやホコリ、汚れが雨水に混じって流れ落ちることで発生する汚れのことで、黒ずんだ線状の汚れが外壁にこびりついてしまいます。雨だれ汚れは水だけで綺麗にすることが難しく、洗浄剤を使用しなければ完全に除去できません。
さらに、屋根から流れ落ちた雨水が地面で跳ね返り、建物の基礎・土台部分に当たることで、基礎・土台内部の雨漏りや腐食につながってしまう恐れがあります。
雨樋を設置することによって、このような事態を未然に防いでいるのです。
雨樋は、主に「軒樋」、「集水器」、そして「竪樋（縦樋）」の3つの部材によって構成されています。T様邸での雨樋の塗装工事の様子をご紹介する前に、それぞれの部材の機能について簡単に解説していきたいと思います。
まず軒樋は、「屋根から落ちてくる雨水を受け止め、集水器まで誘導する」という役割を持っています。
「軒」樋という名称の通り、軒先に取り付けられた管状の部材が軒樋となります。
次に集水器は、「軒樋から流れてきた雨水を一箇所に集め、竪樋に送る」といった役割を持っています。
軒樋と竪樋が交わる地点に設置されている部材が集水器にあたり、四角形に近い形状をしています。
そして竪樋は、「集められた雨水を地面の排水溝に流し込む」という役割のために設置されています。
外壁に沿うようにして設置されている管状の部材が竪樋となります。
このように、軒樋・集水器・竪樋それぞれが連携して屋根からの雨水を適切に排水するシステムのことを雨樋と呼び、建物の外観や耐久性に影響を及ぼす存在となっています。
雨樋の役割と構成によって解説したところで、さっそくT様邸での雨樋の塗装工事の様子をご紹介していきたいと思います！
今回の工事では、まず初めに雨樋の下塗りが行われました。
軒天とは異なり、雨樋は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程で塗装されることがよくあります。
雨樋は常日頃から雨水を受け続けていることから、他の付帯部よりも塗膜の劣化が進行しやすいです。そのため、雨樋を長期間にわたって綺麗な状態で保ちたいのであれば、3回塗装がおすすめです。
下塗り塗料には、ガイソーが取り扱っている「GTエポプライマーストロング」が使用されました。
GTエポプライマーストロングは非常に優れた防錆効果を持っているため、下塗り兼サビ止め塗装の際に使用されることが多い塗料です。
金属製の雨樋を使用している場合、経年劣化によってサビや腐食が発生する可能性が高いため、このようなサビ止め塗料で下塗りを行うと効果的です。
下塗りが終わったら、続いて雨樋の中塗りが行われました。
今回の工事では、中塗り・上塗り塗料として「ガイソーウォールタフネスシリコンⅡ」が使用されています。
ガイソーウォールタフネスシリコンⅡには低汚染性に優れるセラミックが配合されているため、雨水によって汚れやすい雨樋にピッタリな塗料となっています。
中塗りが終わったら、最後に雨樋の上塗りを行っていきます。
中塗りと同様に、「ガイソーウォールタフネスシリコンⅡ」によって丁寧に仕上げていきます。
上塗りが終わったら、T様邸での雨樋の塗装工事は完了となります！
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