Before
現地調査を行わせていただいたところ、屋根には「コケ」や「ひび割れ」、「欠け」などの症状が確認されました。
経年劣化によって塗膜の防水性能(撥水性能)が低下すると、屋根材が雨水を弾くことができずにそのまま吸い込んでしまいます。
水分を帯びるようになった屋根材には、様々な症状が発生する可能性があります。
まず、コケの胞子が屋根材に付着することで、屋根にコケが繁殖するようになります。
コケの根っこによって塗膜や屋根材にダメージが入ったり、胞子を吸い込んで「アレルギー性皮膚炎」を発症してしまう可能性があるため、屋根のコケの放置は建物・人体にとって非常に危険です。
屋根のひび割れは、「屋根材の膨張・収縮」や「飛来物の衝突」などによって発生します。
特に「吸水による膨張→乾燥による収縮」といったサイクルを繰り返すことで発生する可能性が高いです。
屋根のひび割れを放置すると、そこから雨水が入り込んで屋根内部の雨漏り・腐食につながってしまうため、ひび割れが発生した屋根は早急な補修工事が必要となります。
そして、屋根の欠けもまた「屋根材の膨張・収縮」、「飛来物の衝突」によって発生する可能性があります。
欠け部分から雨水が入り込むことで、屋根内部の雨漏りが発生する危険があることから、欠けが軽度なうちに補修されることをおすすめいたします。
現地調査の結果を踏まえて、今回は 屋根塗装工事 をご提案させていただきました。
After
今回の屋根塗装工事では、屋根塗料としてガイソーの取り扱い商品である「ガイソールーフガードマルチコート」が使用されました。
ガイソールーフガードマルチコートに配合されているシリコン樹脂は分子が小さいことから、下地の素材を選ばず、また屋根材のわずかな隙間に塗料が浸透します。
そのため、下塗りを行わずとも塗膜が屋根材にしっかりと密着し、塗料本来の性能を十全に発揮できるようになります。
さらに、ガイソールーフガードマルチコート専用のトップコート材である「ハイグロストップ」を塗装することで、フッ素塗料以上の耐候性を塗膜に持たせることが可能です。
約12~15年にわたり、ご自宅の屋根を雨風や紫外線から守り続けます。
施工内容
エリア | 東京都多摩市桜ヶ丘 |
施工内容 | 屋根塗装工事 |
工事期間 工事費用 | 約1週間 約780,000円 |
使用塗料 | 【屋根】 中・上塗り:「ガイソールーフガードマルチコート」(ガイソー) トップコート:「ハイグロストップ」(〃) |