K様｜外壁・屋根塗装工事の工事工程⑤
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です！
このブログでは、外壁・屋根塗装工事をご依頼いただいたK様邸の工事工程をご紹介したいと思います！
今回は、 基礎塗装工事 の様子をご紹介していきます！
基礎とは、「建物全体の荷重や外部からの様々な力（地震や水圧など）を地盤に分散させるために設置されたコンクリート部分」のことです。
建物の耐久性・安全性に大きく関わる部分であり、基礎が存在しない建物はありません。
基礎のすぐ上には「土台」と呼ばれる木材が設置されており、基礎と建物の骨組み（柱や梁など）をつなげています。
土台が建物全体の荷重を分散して基礎に伝えることで、荷重が特定の箇所に偏ることがなくなります。そのため、建物の安定性を向上させることができるのです。
基礎は常日頃から雨風や紫外線の影響を受けていることから、経年劣化が起こりやすい箇所となります。
基礎は鉄筋コンクリートから作られており、その表面にはモルタルが塗装されています。
しかし、モルタルは防水性能をほとんど持っておらず、雨水や湿気をどんどん吸い込んでしまいます。モルタルが「吸水による膨張→乾燥による収縮」を繰り返すことで、基礎のひび割れが発生する可能性があります。
基礎のひび割れ部分から雨水が入り込み、基礎内部の雨漏りや腐食がつながってしまいます。
さらに、ひび割れ部分から空気が入り込み、内部の鉄筋コンクリートと反応することで「中性化」が発生する場合もあります。
中性化によってアルカリ性を失ったコンクリートはサビに弱くなるので、コンクリートの「膨張」や「ひび割れ」につながる可能性が高くなります。
最悪の場合、コンクリートの「爆裂」や「剥離」によって建物が倒壊してしまう危険もあることから、基礎のひび割れに気が付いたら一刻も早く補修工事を行う必要があります。
基礎の役割と経年劣化による症状についての理解が深まったところで、さっそくK様邸での基礎塗装工事の様子をご紹介していきたいと思います！
今回の工事では、まず初めにプライマー（下塗り材）の塗装が行われました。
プライマーを塗装することで、この後に塗装される中塗り・上塗り塗料の密着性を向上させることができます。
プライマーの塗装が終わったら、次に基礎の中塗りが行われました。
今回の工事では、中塗り塗料として「基礎ベースコート」が使用されました。
この塗料は、この後の上塗りで使用される「基礎ストーンプラス」専用の中塗り塗料で、プライマーと基礎ストーンプラスの密着性を高める役割を持っています。
基礎は塗装面積が小さいので、塗装用ローラーの他に刷毛を用いて塗装していきました。
中塗りが終わったら、最後に基礎の上塗りを行っていきます。
前述の通り、上塗り塗料には「基礎ストーンプラス」が使用されました。
まるで石のような質感の塗膜を形成するので、重厚感のある基礎に仕上げることができます。
上塗りが終わったら、K様邸での基礎塗装工事は完了となります！
今回のブログを持って、K様邸での工事工程の紹介は終了となります。
次回からはまた別の工事現場の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらもお読みいただけると嬉しいです(*^^*)
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