Before
外壁と屋根の色あせが気になったことをきっかけに、ご自宅の 外壁・屋根塗装工事 を検討されたお客様です。
現地調査の結果、外壁には「色あせ」や「チョーキング(外壁に触れた際に外壁と同じ色の粉が付着する現象)」、「ひび割れ」などの症状が見られました。
外壁の色あせ・チョーキングは、塗料に配合されている顔料(着色料)と樹脂が劣化することで起こります。
酸化チタン(白色顔料)と紫外線が反応すると、塗膜内の有機物の結合を切断してしまう「ラジカル」が発生します。
このラジカルが顔料や樹脂の結合を切断することで、色あせやチョーキングの発生につながるのです。
色あせやチョーキングが発生した外壁は防水性能(撥水性能)が低下しているため、その状態で放置することでカビ・コケ、ひび割れ、外壁内部の雨漏り・腐食などの症状が発生する危険があります。
I様邸の外壁には既にひび割れが発生していたので、早急な補修工事が必要でした。
屋根は「全体的な色あせ」が発生している状態でした。
外壁と同じく、屋根の色あせも顔料の劣化によって発生し、防水性能の低下も進行している状態となります。
その状態の屋根材は雨水を弾くことができないので、そのまま吸い込んで水分を帯びるようになってしまいます。
水分を帯びた屋根材はカビ・コケ、屋根材のひび割れ・欠けなどの症状につながる可能性があるため、それらの症状が現れる前に塗り替え工事を行われることをおすすめいたします。
現地調査の結果を受けて、今回は 外壁・屋根塗装工事 をご提案させていただきました。
After
今回の外壁塗装工事では、外壁塗料として水谷ペイント株式会社の「ナノコンポジットW」が使用されました。
ナノコンポジットWは優れた「耐汚染性」、「耐変色性」、「防カビ・防藻性」を持っているので、ご自宅の外壁の美観を長期間にわたって維持することができます。
さらに、「耐火性」も高いことからご自宅の火災対策としても有効です。
屋根塗料には、株式会社日進産業の「GAINA」が使用されています。
GAINAは「遮熱性」と「断熱性」を兼ね備えた塗料であるため、一年を通じて快適に過ごせるご自宅を実現できます。
「年間の冷暖房費を約23%も削減できた」という実験データも出されていることから、経済的かつ環境に優しい塗料だと言えます。
また、GAINAには紫外線に強いセラミックの層が形成されています。紫外線による塗膜の劣化を抑制することで、屋根を約15~20年もの間保護し続けることができます。
施工内容
エリア | 神奈川県横浜市旭区 |
施工内容 | 外壁・屋根塗装工事 |
費用 | 約1,350,000円 |
施工期間 | 約6週間 |
使用塗料 | 【外壁】 下塗り:「リフレッシュサフェーサーエポ」(水谷ペイント株式会社) 中・上塗り:「ナノコンポジットW」(〃) 【屋根】 下塗り:「GWルーフシーラー」(ガイソー) 中・上塗り:「GAINA」(株式会社日進産業) |