K様|外壁・屋根塗装工事の工事工程②
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です!
このブログでは、外壁・屋根塗装工事をご依頼いただいたK様邸の工事工程をご紹介したいと思います!
今回は、 コーキングの補修作業 の様子をご紹介していきます!
コーキングとは「建物の隙間や目地(部材のつなぎ目)にコーキング材を充填する作業」のことで、建物の防水性能や耐久性を高める役割を持っています。
コーキングを行うことで、「建物の隙間・目地からの雨水の侵入を防ぐ」、「外壁材同士の衝突を防止する」といった効果が期待できます。
建物の隙間・目地からは雨水が入り込みやすく、何か対策を施さないと建物内部の雨漏り・腐食につながってしまいます。
その対策の1つがコーキングであり、防水性能に優れるコーキング材で隙間や目地を埋めることで、建物内部への雨水の侵入を未然に防いでいるのです。
また、建物の振動・収縮などに合わせて外壁材が動くことで、外壁材同士の衝突が起こる可能性があります。
外壁材の破損やひび割れの発生を防止するために、コーキング材を充填してクッション代わりとしています。
しかし、コーキングも長期間にわたって雨風や紫外線を受け続けることで、経年劣化が発生する場合があります。
特にコーキング材に含まれている「可塑剤」は紫外線によって劣化しやすく、やがて外壁表面に溶け出してしまいます。
これにより、コーキングの厚みが失われて「肉やせ」と呼ばれる状態になります。
コーキングの肉やせを放置すると、「ひび割れ」が発生するリスクが高まります。
可塑剤の流出によって弾性と柔軟性を失ったコーキングは、建物の動きに追従することができず、思わぬ方向に引っ張られることでひび割れてしまうのです。
ひび割れ部分から雨水が浸透することで、コーキングの真ん中から裂けて穴が開く「破断」という症状にまで悪化してしまいます。
破断が発生したコーキングは雨風を防ぐことはできないので、建物内部の雨漏りや腐食が発生する可能性が極めて高くなります。
そのため、遅くともコーキングのひび割れが発生した時点で補修作業を行わなければなりません。
K様邸の外壁のコーキングは既にひび割れが発生している状態でした。
破断にまでは至っていなかったものの、コーキングの防水性能はほとんど失われている状態であるため、外壁塗装工事とあわせてコーキングの補修作業が行われました。
今回の工事では、最初に既存のコーキングの撤去作業が行われました。
コーキングには「打ち替え」と「増し打ち」と呼ばれる2種類の工法があり、既存のコーキング材を残すかどうかで異なります。
既存のコーキング材をすべて取り除いてから新しいコーキング材を充填する「打ち替え」の方が「増し打ち」よりもコーキングが剥がれにくいことから、基本的にはこちらの工法が選択されます。
K様邸のコーキング補修作業も打ち替えとなります。
工具を用いて既存のコーキング材に切れ込みを入れたら、途中で切れてしまわないように丁寧に剥がしていきます。
既存のコーキング材の撤去作業が終わったら、次にプライマーの塗装が行われました。
コーキング材を充填する前にプライマーを塗装することで、コーキング材と下地の密着性を高めて剥がれにくくすることができます。
プライマーの塗装が終わったら、次にコーキング材の充填作業が行われました。
「コーキングガン」と呼ばれるコーキング専用の工具を用いながら、少し多めの量を充填していきます。
コーキング材の充填作業が終わったら、ヘラで余分なコーキング材を取り除きながら均していきます。
綺麗に仕上げることができたら、K様邸でのコーキングの補修作業は完了となります!
次回はK様邸での外壁塗装工事の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらもあわせてお読みいただけると嬉しいです(*^^*)
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