2023.12.20 シャッターボックスの塗装工事

H様|外壁塗装工事の工事工程⑤

こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です!

このブログでは、外壁塗装工事をご依頼いただいたH様邸の工事工程をご紹介したいと思います!

今回は、 シャッターボックスの塗装工事 の様子をご紹介していきます!

シャッターボックスとは、「窓付きシャッターの上部に設置される長方形の収納スペース」のことを言います。
窓付きシャッターを使用しないときは、このシャッターボックスに収納されます。

窓付きシャッターが露出したままの状態だと、雨風や紫外線などの劣化要因によって塗膜が劣化し、防水性能(撥水性能)が低下してしまうリスクが高まります。
その結果、シャッターの「サビ」や「腐食」が進行し、最悪の場合、シャッター表面に穴が開いてしまうこともあります。
穴が開いたシャッターは「窓ガラスを雨風から保護する」という役割を果たせなくなってしまいます。

通常、窓付きシャッターは雨の日や夜間を除く時間帯にはシャッターボックスに収納されています。
これにより、シャッターの劣化を未然に防いでいるのです。

しかし、シャッターボックスを保護する付帯部は存在しないので、雨風や紫外線によって劣化してしまう可能性があります。
鉄、アルミニウム、ステンレスといった金属素材から作られているシャッターボックスはサビや腐食が発生しやすく、これらの症状を放置するとやはり表面に穴が開いてしまいます。
開いた穴から雨水が侵入し、収納されているシャッターにもサビや腐食が生じることも考えられます

また、シャッターボックスの劣化はシャッターの開閉機能にも悪影響を及ぼすことがあります(開閉時に異音がする、スムーズに開閉できない等)。
したがって、シャッターボックスの状態を定期的にチェックし、必要に応じて補修工事を行うことは、窓付きシャッターの機能を維持する上でも非常に重要であると言えます。

シャッターボックスの劣化が軽度であれば、基本的には「塗装工事」によって補修されます。
腐食がかなり進行していたり、「せっかく補修するのならもっと高性能なシャッターボックスに変更したい」といった場合は「交換工事」が行われますが、こちらは塗装工事よりもはるかに高価です。
工事費用をできるだけ安く抑えたいのであれば、塗装工事で補修できるうちにシャッターボックスのメンテナンスを検討するようにしましょう。

シャッターボックスは窓付きシャッターを保護するという重要な役割を果たしています。
適切なメンテナンスと必要に応じた補修をしっかりと行うことで、建物を保護するシャッターを効果的に活用できるようになります。

シャッターボックスの役割や経年劣化による症状についての理解が深まったところで、さっそくH様邸でのシャッターボックスの塗装工事をご紹介していきたいと思います!

塗装工事前のシャッターボックス
施工前

今回の工事では、まず初めにシャッターボックスのケレン・目荒らし作業が行われました。
シャッターボックスは外壁の上に設置されていることから、雨風や紫外線の影響を受けやすい箇所となります。
経年劣化による汚れやサビが発生しやすく、下地が凸凹の状態となりやすいです。
塗装工事の成功率を高めるためには、シャッターボックスに付着した汚れやサビをすべて取り除き、紙やすりを用いて表面に小さな傷をつけていく必要があります。

シャッターボックスのケレン・目荒らし作業
シャッターボックスのケレン・目荒らし作業

ケレン・目荒らし作業が終わったら、次にシャッターボックスの下塗りが行われました。
金属製のシャッターボックスは経年劣化によってサビが発生しやすく、最悪の場合、表面に穴が開いてしまう危険があります。
そのような事態を未然に防ぐために、防錆効果に優れる「GTエポプライマー」を用いた下塗りが行われました。

GTエポプライマーによるシャッターボックスの下塗り
シャッターボックスの下塗り

下塗りが終わったら、続けてシャッターボックスの中塗り・上塗りが行われました。

今回の工事では、中塗り・上塗り塗料としてガイソーの取り扱い商品である「ガイソーウォールタフネスシリコン」が使用されています。
ガイソーウォールタフネスシリコンは耐久性・柔軟性に優れる塗膜を形成するので、外壁だけでなく付帯部の塗装工事でもよく用いられる塗料となります。

ガイソーウォールタフネスシリコン
ガイソーウォールタフネスシリコン

ガイソーウォールタフネスシリコンによるシャッターボックスの中塗り
シャッターボックスの中塗り

ガイソーウォールタフネスシリコンによるシャッターボックスの上塗り
上塗り

上塗りが終わったら、H様邸でのシャッターボックスの塗装工事は完了となります!

塗装工事完了後のシャッターボックス
施工後

次回も引き続きH様邸での付帯部の塗装工事の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらも合わせてお読みいただけると嬉しいです(*^^*)

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