Before
外壁のチョーキングが気になったことをきっかけに、ご自宅の 外壁・屋根塗装工事 を希望されたお客様です。
現地調査の結果、外壁には「汚れ」や「チョーキング」が発生していました。
チョーキングとは、「外壁に触れた際に外壁と同じ色の粉が付着する現象」のことです。
塗膜内の樹脂が劣化し、顔料(粉末状の着色料)が外壁表面に浮き出てしまうことで発生します。
樹脂が劣化した塗膜は防水性能(撥水性能)が大幅に低下しているので、放置すると「カビ・コケ」「ひび割れ」「外壁内部の雨漏り・腐食」などの症状につながりかねません。
そのため、早急な補修工事が必要な状態であると言えます。
また、屋根には「色あせ」や「カビ・コケ」などの症状が見られました。
塗膜に含まれている顔料の結合が紫外線によって切断されると、原子の配置がバラバラになって顔料本来の色が出せなくなります。
色あせが発生した塗膜は防水性能がかなり低下していることから、屋根材が雨水や湿気を弾けなくなります。
水分を帯びた屋根材にはカビ・コケが発生しやすいです。
カビ・コケが深く根付くと塗膜や屋根材の劣化を早めてしまう上に、水洗いで除去することも難しくなります。
そのため、バイオ高圧洗浄(専用の洗浄剤を使用する洗浄)を伴う塗装工事が推奨されます。
現地調査の結果を踏まえて、今回は 外壁・屋根塗装工事 を行わせていただきました。
After
今回の外壁塗装工事では、外壁塗料としてプレマテックス株式会社の「ウルトラSi」が使用されました。
ウルトラSiには「ウルトラナノポリマー技術」と呼ばれる独自技術が用いられています。緻密かつ強靭な塗膜を形成するので、優れた耐久性・耐候性を発揮することができます。
また、「多重ラジカル制御技術」によってラジカルの抑制が可能であることから、ウルトラSiの期待耐用年数は約15年以上とされています。
屋根塗装工事では、屋根塗料として「ガイソールーフガードマルチコート」が使用されています。
ガイソールーフガードマルチコートに配合されているアクリルシリコン樹脂は従来のものよりも「樹脂分子量が小さい」という特徴があります。これによって高い浸透性・密着性が発揮されるので、下塗りを行う必要がありません。
さらに、専用トップコート材の「ハイグロストップ」を塗装することで、フッ素以上の耐候性を着色塗膜に付与することができます。
施工内容
エリア | 神奈川県横浜市磯子区 |
施工内容 | 外壁・屋根塗装工事 |
費用 | 約1,080,000円 |
工事期間 | 約2週間 |
使用塗料 | 【外壁】 下塗り:「フィルメイク」(プレマテックス株式会社) 中塗り・上塗り:「ウルトラSi」(〃) 【屋根】 中塗り・上塗り:「ガイソールーフガードマルチコート」(ガイソー) トップコート:「ハイグロストップ」(〃) |