O様｜外壁・屋根塗装工事の工事工程④
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です！
このブログは、外壁・屋根塗装工事をご依頼いただいたO様邸の工事工程紹介の4回目となります！
今回は、 外壁の塗装工事 の様子をご紹介していきます！
施工前のO様邸の外壁には、「塗膜の剥がれ」や「赤カビの発生」などの症状が見られました。
塗膜の剥がれとは読んで字の如く、塗膜がパリパリと剥がれて内部が見えてしまっている状態のことです。O様邸の外壁では、外壁材のつなぎ目の建材の塗膜が剥がれてしまっていました。
塗膜の剥がれは主に「経年劣化」、「施工不良」の2つのどちらかを原因として発生します。
経年劣化による剥がれは、紫外線によって塗膜の付着性が失われ、パリパリの状態で固まってしまったために起こります。
剥がれを放置すると「建物の見映えが悪くなる」、「外壁材が劣化する」、「建物内部への雨漏り・腐食が発生する」などの様々な問題が起こる可能性があります。
塗膜が剥がれるとその下にある外壁がむき出しとなってしまうため、雨風や紫外線が外壁材に直接当たることになります。それによって外壁材が傷むと、「外壁の腐食」につながってしまいます。
外壁の腐食、つまり外壁の厚みが失われて穴が開いた状態になると、今度はそこに雨水が入り込んで建物内部の雨漏り・腐食が発生する可能性が高くなります。
そこまで症状が悪化してしまうと、建物全体の耐久性にも多大な影響を与えることになるので、塗膜の剥がれは外壁の劣化症状の中でも最悪なものであるとされています。
前述の通り、O様邸の外壁には塗膜の剥がれだけでなく赤カビの発生も確認されました。
赤カビが外壁に根付くと、外壁全体に赤い線状の汚れが目立つようになります。
O様邸のように表面がボコボコしている外壁だと、付着した胞子が留まりやすく、また、雨水によって流されにくくなるため、カビにとって定着・繁殖に適した場所となってしまうのです。
赤カビは他のカビと同様に湿気が多い場所を好むので、カビが発生した時点で外壁の塗膜の防水性能はかなり低下しており、水分が溜まってしまっていることになります。
水分を帯びた外壁は乾燥時に収縮し、それによって外壁の歪みやひび割れが発生します。その損傷部分から雨水が侵入することで、建物内部の雨漏りや腐食につながってしまいます。
塗膜の剥がれと赤カビの発生のどちらも非常に深刻な症状となっていますので、もしこれらの症状がご自宅の外壁に見られる場合は早めのリフォーム工事をおすすめいたします。
O様邸の外壁塗装工事は、基本的な塗装工事と同じく「下塗り→中塗り→上塗り」の3ステップで行われました。
最初に行われた下塗りでは、塗料として「GWカブールサーフEPO」が使用されました。
優れた隠蔽性を持っているため、下地の傷や既存塗膜の色を綺麗に隠すことができます。
下塗りが終わったら、外壁の中・上塗りを行っていきます。
中・上塗り塗料として、「ガイソーウォールマイティシリコン」が使用されています。
塗膜を劣化させるラジカル対策のための技術が施された「ラジカル反応制御型塗料」であるため、塗膜を長持ちさせることができます。
上塗り作業が終わったら、外壁の塗装工事は完了となります！
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