2023.07.27 鉄骨階段の塗装工事

O様|外壁・屋根塗装工事の工事工程⑤

こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です!

このブログは、外壁・屋根塗装工事をご依頼いただいたO様邸の工事工程紹介の5回目となります!

今回は、 鉄骨階段の塗装工事 の様子をご紹介していきます!

鉄骨階段とは「踏板と骨組みだけで構成された階段」のことで、踏板と踏板の間に垂直に立てられる蹴込み板(けこみいた)が存在しないのが特徴です。
その外観から「スケルトン階段」と呼ばれることもあります。

踏板と骨組みだけの構成なので耐久性に不安があると思いきや、スチールという優れた強度を持った合金が素材として使用されることで、蹴込み板が無くても十分な耐久性を発揮することができます。

鉄骨階段には「風通しが良く、開放的な自宅にすることができる」、「デザイン性の高い階段にできる」、「自然光を遮らないので明るい部屋にできる」などのメリットが存在します。
鉄骨階段は性能を期待して取り付けられるというよりは、その外観やデザインをご自宅に取り入れるために採用されることがほとんどです。
鉄骨階段の素材として使用されているスチールは加工性に優れているため、鉄骨階段のオーダーメイドも可能となっています。

反対に、鉄骨階段のデメリットとして「価格が高くなりやすい」という点が挙げられます。
一般的な木製の階段に比べて工事費用が高くなりやすく、デザインにもこだわればそれに応じて費用はさらに増えていきます。
鉄骨階段は「ご自宅のデザインを重要視する方向けの階段」であるとも言えるので、できるだけ工事費用を抑えたい方にはあまりおすすめできません。

また、鉄骨階段は室内だけでなく屋外に設置される場合もあります。
今回のO様邸でも屋外の鉄骨階段が存在していました。

塗膜の剥がれと鉄骨のサビが発生した鉄骨階段
鉄骨階段

O様邸の鉄骨階段は経年劣化がかなり進行しており、「塗膜の剥がれ」と「鉄骨のサビ」が確認されました。


塗膜の剥がれは、長期間にわたって紫外線に当たり続けたことによって塗膜の付着性が失われたことが原因で発生します。
付着性を失ってパリパリな状態になった塗膜は、振動や収縮などの建物の動きによって徐々にひび割れていき、外壁や付帯部などの下地からパラパラと剥がれてしまいます。
そうして塗膜の多くが剥がれて下地がむき出しになると、下地に直接雨風や紫外線が当たることになってしまうので、今度は下地に劣化症状が現れるようになってしまうのです。
O様邸の鉄骨階段も、塗膜の剥がれを原因とした鉄骨のサビが発生していました。

O様邸の鉄骨階段は階段と廊下部分が一体となったタイプなので、「鉄骨階段の裏側」と言える箇所が存在していました。
鉄骨階段の裏側は塗膜の剝がれ、鉄骨のサビのどちらもかなり進んでしまっている状態でした。
この状態からさらに放置すると「鉄骨の腐食」が始まり、だんだんと穴が開いてしまいます。最悪の場合、腐食部分が崩れ落ちて重大な事故につながることもあるため、本格的な腐食が起こる前に一刻も早い補修工事が必要となります。

サビが発生した鉄骨階段の裏側
鉄骨階段の裏側

O様邸の鉄骨階段には塗装による補修工事が施されました。
まず最初に、鉄骨階段のケレン・目荒らし作業が行われました。
前述の通り、O様邸の鉄骨階段は裏表のどちらも塗膜の剥がれ、鉄骨のサビが進行している状態だったため、ケレン・目荒らしによって剥がれかけの塗膜やサビを除去する必要がありました。

鉄骨階段のケレン・目荒らし
ケレン・目荒らし

今回の工事では、スクレーパーと呼ばれる工具が使用されています。
スクレーパーは表面に付着した汚れなどを削り取るための工具で、力のコントロールがしやすいので必要以上に下地を傷つけることがありません。

ケレン・目荒らしを行っただけでも施工前とかなり綺麗になったことが上の写真からお分かりいただけるのではないでしょうか。

ケレン・目荒らしが終わったら、サビ止め塗装に入ります。
O様邸の工事では、施工前の状態を鑑みて全3回のサビ止め塗装が行われました。

サビ止め塗料には、株式会社BAN-ZIの「サビキラープロ」が使用されています。
サビの奥深くにまで塗料が浸透することで、長きにわたってサビの再発を抑制することができます。

サビキラープロによる鉄骨階段のサビ止め塗装1回目
サビ止め塗装(1回目)

鉄骨階段の裏側は塗装用ローラーによる塗装が難しいので、スプレーガンが使用されました。

サビキラープロによる鉄骨階段のサビ止め塗装2回目
サビ止め塗装(2回目)

サビキラープロによる鉄骨階段のサビ止め塗装3回目
サビ止め塗装(3回目)

サビ止め塗装後の鉄骨階段
塗装後

サビ止め塗装が終わったら、鉄骨階段の上塗りを行っていきます。
上塗り塗料として、日本ペイント株式会社の「ファインパーフェクトトップ」が使用されています。
塗料の粘性の調整によって、肉厚な塗膜を作り出すことができます。厚い塗膜は隠蔽性が高くなるため、下地の傷や下塗り塗料の色を綺麗に隠せるようになります。

ファインパーフェクトトップによる鉄骨階段の上塗り
上塗り

また、今回は鉄骨階段の手すり部分の塗装工事も行われています。
まず、サビ止め塗装から始められました。サビ止め塗料には、優れた防錆効果を持った「GTエポプライマーストロング」が使用されています。

GTエポプライマーストロングによる手すりのサビ止め塗装
サビ止め塗料

手すり部分はスプレーガンではなく塗装用ローラーで塗装されました。
手すりのように細い箇所は、スプレーガンによる塗装だと塗り残しが発生する可能性があるため、ローラーによって丁寧に塗っていきます。

サビ止め塗装が終わったら、手すり部分の中・上塗りを行っていきます。
中・上塗り塗料には「ファインパーフェクトトップ」が使用されました。

ファインパーフェクトトップによる手すりの中塗り
中塗り

ファインパーフェクトトップによる手すりの上塗り
上塗り

手すり部分の上塗りまで終わったら、鉄骨階段の塗装工事は完了となります!

横浜市磯子区の 鉄骨階段の塗装工事 後の鉄骨階段裏
施工後

横浜市磯子区の 鉄骨階段の塗装工事 後の手すり

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