T様|外壁塗装・屋根カバー工事の工事工程⑫
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です!
このブログでは、外壁塗装・屋根カバー工事をご依頼いただいたO様邸の工事工程をご紹介したいと思います!
今回は、 ベランダ防水工事 の様子をご紹介していきます。
まず初めに、ベランダ防水工事について簡単に解説していきたいと思います。
ベランダ防水工事とは、「ベランダの床部分に防水層を形成する工事全般」のことを指しています。
ベランダの床部分に雨水が入り込んでしまうと、「下の階への雨漏り」や「床部分のひび割れ」が発生する可能性があります。
さらに、建物の骨組み部分にまで水分が浸透することで、コンクリートの「爆裂」が発生してしまうことも考えられます。爆裂とは「コンクリート内部の鉄筋にサビが発生し、コンクリートが押し出される現象」のことで、コンクリートがサビによって押し出されたことで、内部の鉄筋がむき出しになってしまいます。コンクリートの爆裂が発生してしまうと、耐久性の低下によって建物が倒壊する可能性もあるので非常に危険です。
このような事態を未然に防ぐために、ベランダには必ずと言っていいほど防水工事が施されています。
ベランダの防水工事では、主に「ウレタン防水工事」か「FRP防水工事」のいずれかが行われます。
ウレタン防水工事とは、その名の通り「ウレタン樹脂の塗装によって防水層を形成する防水工事」のことです。
ウレタン防水工事で形成される防水層は、「まるでゴムのような弾力を持っている」といった特徴があります。
ウレタン防水工事には「工程数が少ないので工事費用を安く抑えられる」「複雑な形状をしたベランダにも施工できる」というメリットが存在します。
ウレタン防水工事は「①プライマーの塗装→②ウレタン樹脂の塗装(1回目)→③ウレタン樹脂の塗装(2回目)→④トップコートの塗装」といった4工程で行われることが多く、その工程の少なさから材料費や作業費などの工事費用を安く抑えることができます。
また、液状のウレタン樹脂を使用することで、複雑な形状をしたベランダであっても細部に至るまでしっかりと塗装可能です。
反対にウレタン防水工事を行うデメリットとして、「定期的にトップコートを塗り直さなければならない」という点が挙げられます。
防水層を保護するために塗装されているトップコートは約5、6年おきに塗り直す必要があるので、面倒くさく感じる方も多くいらっしゃると思います。
しかし、定期的なメンテナンスを行うことで約15年ほどの防水効果が期待できるようになるため、ウレタン防水工事を行った場合はトップコートの塗り替え工事を欠かさず行うようにしましょう。
一方、FRP防水工事は「繊維強化プラスチックによって防水層を形成する防水工事」のことを指しています。
FRPは「Fiber Reinforced Plastics」の略称で、繊維強化プラスチックを意味します。
FRP防水工事を行うメリットとして、「優れた耐候性・防水性を持つ」「ウレタン防水工事よりも工期が短い」という点が挙げられます。
FRP防水工事で使用される繊維強化プラスチックは、プラスチックの中でも高い耐候性・防水性を持っているため、FRP防水工事によって形成される防水層は長期間にわたってベランダを雨水から保護し続けます。
また、FRP防水工事で作られる防水層は乾燥時間が非常に短いので、約1、2日ほどで完工することができます。
反対にFRP防水工事を行うデメリットとして、「ウレタン防水工事よりも工事費用が高い」「柔軟性が低いのでひび割れが発生しやすい」といった点が挙げられます。
FRP防水工事の防水層は柔軟性が低いので、建物の動き(振動や収縮)に対応できずにひび割れてしまう可能性があります。
防水層のひび割れを見つけた場合はすぐにメンテナンスを行うことで、工事費用に見合った防水性能を発揮してくれるようになるでしょう。
以上、ベランダ防水工事についてお話しさせていただきました。
ベランダ防水工事には「ウレタン防水工事」と「FRP防水工事」の2種類が存在します。それぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握した上でどちらを行うかを選択されることをおすすめいたします。
ベランダ防水工事についての理解が深まったところで、さっそくT様邸でのベランダ防水工事の様子をご紹介したいと思います!
今回は「FRP防水工事」が行われました。
今回の工事では、まず初めにベランダの下地処理が行われました。
既存の防水層にひび割れが発生している場合、そのまま塗装しても塗料がしっかりと密着せず、塗装工事から数ヶ月~1、2年ほどで剥がれてしまいます。
そのため、塗装の前にサンドペーパーやディスクサンダーを用いて下地の研磨を行う必要があります。
下地を滑らかにすることができたら、続けてベランダの拭きあげ作業が行われました。
「ガイソーFRPクリーナー」と呼ばれる洗剤を用いて、下地処理の際に発生した粉じんを綺麗に拭き取っていきます。
粉じんが残ったまま塗装を行ってしまうと、塗膜の剥がれやひび割れの原因となる可能性があるため、手を抜くことなく丁寧に清掃しました。
拭きあげ作業が終わったら、最後にトップコートの塗装が行われました。
通常、FRP防水工事は「防水シートの敷設→トップコートの塗装」という工程で行われることが多いですが、今回使用した「ガイソーFRPコート」であれば、トップコートの塗装だけで防水層を形成することができます。そのため、元々短かった工期をさらに短縮させることが可能です。
ガイソーFRPコートによる塗装を2回行うことで、防水層の耐候性・防水性を確保できるようになります。
トップコートの塗装が終わったら、T様邸でのベランダ防水工事は完了となります!
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