T様｜外壁塗装・屋根カバー工事の工事工程⑬
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です！
このブログでは、外壁塗装・屋根カバー工事をご依頼いただいたO様邸の工事工程をご紹介したいと思います！
今回は、 ぬれ縁の塗装工事 の様子をご紹介していきます。
ぬれ縁（ぬれえん）とは、「建物の外側に取り付けられた縁側」のことを指しています。
雨風を防ぐための壁が無く、雨で濡れてしまうことからこのような名前が付けられたとされています。
ぬれ縁は比較的スペースが狭いので、ウッドデッキのようにアウトドア活動に利用されることはほとんどありません。
どちらかと言うと、庭を眺めたり、日向ぼっこをしたり、近所の人との会話を楽しんだり……といった、一息つくための空間として利用されることが多いです。
ぬれ縁は木製のものが多い上に、前述の通り雨風の影響を受けやすいことから、経年変化が発生しやすい箇所となります。
塗膜の防水性能が低下し、木材が雨水や湿気を吸い込みやすくなってしまうと、ぬれ縁の「腐食」が発生する可能性があります。腐食が起こった木材は耐久性がガタ落ちしてしまうので、その状態のぬれ縁の利用は非常に危険です。
さらに、湿気を好むカビ・コケや湿った木材をエサとするシロアリが集まり、徐々にそのテリトリーを拡大していくことで建物全体の耐久性・安全性に大きな影響を及ぼしてしまうことも考えられます。
アルミ製のぬれ縁も存在しますが、こちらもやはり雨風の影響によって劣化してしまいます。
アルミ製のぬれ縁の場合は「サビ」が発生することが多く、腐食によってぬれ縁の表面に穴が開いてしまう場合があります。
そのため、いずれの素材のぬれ縁であっても、他の付帯部と同様に定期的な塗り替え工事を行う必要があるのです。
ぬれ縁の役割や経年劣化についての理解が深まったところで、さっそくT様邸でのぬれ縁の塗装工事の様子をご紹介したいと思います！
今回の工事では、まず初めにぬれ縁の下塗りが行われました。
下塗り塗料には、東日本塗料株式会社の「エクセルプライマーⅡ」が使用されました。
エクセルプライマーⅡは下地や上塗り塗料の種類を選ばないので、下塗り塗料の中でもトップクラスの汎用性を誇ります。
さらに、速乾型塗料なので塗膜の乾燥が速く、作業をスムーズに進めることができます。
ぬれ縁は非常に複雑な形状であるため、塗り残しが発生しやすい箇所でもあります。
塗装用ローラーと刷毛をうまく使い分けながら丁寧に塗装していきました。
下塗りが終わったら、続けてぬれ縁の中塗りが行われました。
塗装後は半日～1日ほどの乾燥時間を設ける必要がありますが、エクセルプライマーⅡの速乾性により、今回は下塗りと中塗り・上塗りを同日に行うことができました。
今回の工事では、中・上塗り塗料としてガイソーの取り扱い塗料である「ガイソーウォールタフネスシリコン」が使用されています。
ガイソーウォールタフネスシリコンは非常に優れた耐候性を持っているため、雨風の影響を受けやすいぬれ縁にピッタリな塗料となっています。
さらに、ガイソーウォールタフネスシリコンが形成する塗膜は防カビ・防藻性も備えているので、木製のぬれ縁に塗装することでカビやコケによる被害を未然に防ぐことができます。
中塗りが終わったら、最後にぬれ縁の上塗りが行われました。
上塗りは最終的な仕上がりに直結する工程なので、最後まで気を抜かずに塗装していきます。
上塗りが終わったら、T様邸でのぬれ縁の塗装工事は完了となります！
今回のブログをもって、T様邸の工事工程の紹介は終了となります。
次回からはまた別の現場の工事の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらもお読みいただけると嬉しいです(*^^*)
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