N様｜外壁塗装・屋根カバー工事の工事工程⑥
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です！
このブログでは、外壁塗装・屋根カバー工事をご依頼いただいたN様邸の工事工程をご紹介したいと思います！
今回は、 軒天の塗装工事 の様子をご紹介していきます。
軒天とは、「外壁よりも外側に突き出ている屋根の裏側」のことを指しています。
軒天にあたる部分にはベニヤ板や金属板、ケイカル板などのパネルが張り付けられています。
軒天の役割として、以下の3点が挙げられます。
1つ目は「外壁の保護」です。
軒天は外壁よりも外側に突き出ていることから、外壁に当たる雨風や紫外線を遮ることができます。
軒天があるか無いかで外壁の塗膜の寿命は大きく変わってきます。
2つ目は「屋根への延焼防止」です。
軒天には防火性能を持ったパネルが張り付けられているため、火災が発生した際に屋根が焼け落ちてしまうといった事態を未然に防ぐことができます。
万が一の火災に備えたいという方は、ご自宅に軒天を忘れずに設置するようにしましょう。
3つ目は「屋根の内部構造の保護」です。
軒天によって屋根の内部構造（野地板や垂木など）を隠すことで、雨風の侵入による屋根内部の雨漏り・腐食を防止することができます。
このように、軒天は建物の耐久性・安全性を高める上で重要な付帯部となっているのです。
軒天は経年劣化によって塗膜の劣化が発生する場合があります。
軒天の劣化を放置すると、建物全体の耐久性の低下にもつながりかねないため、定期的なメンテナンス・補修工事が非常に重要となります。
軒天の劣化状況に応じて、「塗装工事」や「交換工事」といった方法で補修が行われます。
塗装工事の方が交換工事よりも工事費用を安く抑えられますが、軒天の劣化が激しい場合は施工することができません。
なるべく症状が軽いうちに施工業者に相談するようにしましょう。
軒天についての理解が深まったところで、さっそくN様邸での軒天の塗装工事の様子をご紹介したいと思います！
今回の工事では、まず初めに軒天の中塗りが行われました。
軒天は外壁・屋根に比べて塗装面積が小さいので、中塗り・上塗りの2工程で完了となる場合が多いです。
中塗り・上塗り塗料には、「ジョンキングNAD」が使用されました。
NADは「Non Aqueous Dispersion」の略で、粒子化した樹脂を溶媒である塗料用シンナーの中で分散させた塗料のことを指しています。
ジョンキングNADは優れた防カビ・防藻性、耐結露性に加えて汚れ止め効果を持っているので、湿気や排気ガスなどが溜まりやすい軒天にピッタリな塗料となっています。
軒天は高所にあるため、塗装用ローラーに連結グリップを取り付けてから塗装しました。
中塗りが終わったら、そのまま軒天の上塗りを行っていきます。
塗料には中塗り同様、「ジョンキングNAD」が用いられました。
上塗りが終わったら、N様邸での軒天の塗装工事は完了となります！
新築のようにピカピカな軒天となりました。
次回も引き続き付帯部の塗装工事の様子をご紹介していきたいと思います！
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