U様｜外壁・屋根塗装、ベランダ防水工事の工事工程⑩
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です！
このブログでは、外壁・屋根塗装、ベランダ防水工事をご依頼いただいたU様邸の工事工程をご紹介したいと思います！
今回は、 土台水切りの塗装工事 の様子をご紹介していきます！
土台水切りとは、「建物の基礎部分の直上に設置されている金属製の板」のことです。
外壁と基礎の間をぐるっと一周するように設置されています。
土台部分を覆い隠すように設置されていることから、「土台水切り」という名称が付けられたとされています。
土台水切りの役割として、以下の2点が挙げられます。
1つ目は、「外壁を流れ落ちる雨水が基礎や土台に入り込むのを防ぐこと」です。
そしてもう1つは、「横殴りの雨によって雨水が基礎や土台部分に入り込むのを未然に防ぐこと」となります。
雨水の侵入方法によって役割を2つに分けましたが、どちらも「基礎・土台部分への雨水の侵入を防止する」という点は共通しているので、実際は1つであると言えます。
基礎や土台部分は、建物全体の耐久性や安全性に直結する存在です。
そのような部分に雨水の侵入による雨漏りや腐食が発生すると、建物の構造的強度を大きく低下してしまいます。
土台水切りを適切に設置することで、そのような事態を未然に防ぐことができるのです。
しかし、土台水切りは経年劣化によって「サビ」や「凹み」、さらには「破損」といった様々な症状が現れる可能性があります。
特に金属製である土台水切りにはサビが発生しやすく、腐食によって土台水切りの表面に穴が開いてしまうことも多々あります。
穴が開いた土台水切りは雨水の侵入を防ぐことができないので、建物にとって非常に危険な状態であると言えます。
また、飛来物の衝突による凹みや破損もまた、基礎・土台部分の雨漏りや腐食につながる要素となります。
こうした損傷を見つけた場合は、基礎・土台部分に影響が出てしまう前に、迅速に補修工事を行うようにしましょう。
土台水切りは普段目につきにくい部分かもしれませんが、建物全体の耐久性・安全性にかかわる重要な役割を担っています。
定期的な点検と必要に応じたメンテナンスを行うことで、建物全体の寿命を延ばすことができます。
土台水切りの役割や経年劣化によって発生する症状についての理解が深まったところで、さっそくU様邸での土台水切りの塗装工事の様子をご紹介していきたいと思います！
今回の工事では、まず初めに土台水切りのケレン・目荒らし作業が行われました。
外壁から流れてきた雨水を受け止めている土台水切りには、雨水と一緒に流れ落ちてきた汚れが溜まりやすいです。
塗装工事の前にケレン・目荒らし作業によってそのような汚れを取り除くことで、塗膜の密着性を高めることができます。
ケレン・目荒らし作業が終わったら、次に土台水切りのサビ止め塗装が行われました。
金属製である土台水切りにはサビが発生しやすいことから、下塗りの代わりにサビ止め塗装が行われる場合が多いです。
今回の工事では、サビ止め塗料としてガイソーの「GTエポプライマー」が使用されました。
非常に優れた防錆効果を持っているだけでなく、付着性の高さによって「下地の素材を選ばない」という特長もあります。
サビ止め塗装が終わったら、続けて土台水切りの中塗り・上塗りが行われました。
中塗り・上塗り塗料として、柔軟性に優れる塗膜を形成できる「ガイソーウォールタフネスシリコン」が使用されています。
上塗りが終わったら、U様邸での土台水切りの塗装工事は完了となります！
次回のブログでいよいよU様邸での工事工程の紹介は最終回となります。
最終回ではベランダ防水工事の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらもお読みいただけると嬉しいです(*^^*)
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