2023.11.25 屋根カバー工事

S様|屋根カバー工事の工事工程

こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です!

このブログでは、屋根カバー工事をご依頼いただいたS様邸の工事工程をご紹介したいと思います!

今回は、 屋根カバー工事 の様子をご紹介していきます。

施工前のS様邸は、全体的に「屋根の剥がれ」が発生している状態でした。

屋根の剥がれとは、塗膜が剥がれてめくれてしまっている状態のことを指しています。
経年劣化や施工不良、屋根材自体の問題(ノンアスベスト屋根)など、様々な要因によって発生する可能性がある症状です。

屋根の剥がれを放置すると、塗膜が剥がれた部分から雨水が浸透し、屋根材がボロボロになってしまいます。
さらに、湿った場所を好むカビ・コケの繁殖や屋根内部の雨漏りや腐食の発生につながる恐れもあることから、屋根の剥がれに気が付いたら一刻も早く補修工事を行わなければなりません。

しかし、塗膜が剥がれた屋根は塗装工事で補修することができません。
ボロボロな既存塗膜の上から塗装を行うことは困難である上に、塗装しても数ヶ月ほどでまた剥がれてしまう可能性があるからです。
そのような場合、「屋根カバー工事」によって補修することが一般的です。
これは劣化が進んだ既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる工法で、屋根の断熱性や遮音性を高める効果もあります。

施工前のS様邸の屋根の状態を確認したところで、さっそく屋根カバー工事の様子をご紹介していきたいと思います!

塗膜が剥がれてしまっている屋根
施工前

屋根カバー工事では、まず初めに既存の棟板金・貫板の撤去作業が行われます。
棟板金は「屋根の棟を保護するために設置されている板金」のことで、貫板(ぬきいた)はその棟板金を棟部分に固定するために敷かれている木材となります。
既存の棟板金・貫板を残したまま新しい屋根材を被せようとしても、それらが邪魔になって綺麗に設置することができません。
そのため、棟板金・貫板をすべて撤去してから次の工程に移る必要があるのです。

既存の棟板金・貫板の撤去作業
既存の棟板金・貫板の撤去作業

既存の棟板金・貫板をすべて撤去したら、次にルーフィングを既存の屋根材に敷いていきます。
ルーフィングとは「屋根材の下に敷かれている防水シート」のことで、屋根材の下に潜り込んでしまった雨水を軒先にまで送り、雨漏りの発生を未然に防ぐ役割を持っています。
ルーフィングが機能していれば屋根材が劣化していても雨漏りは発生しないと言われるほど、屋根の防水性能に大きな影響を及ぼしています。
だからといって屋根材の劣化を放置していいというわけではありません。ルーフィングを酷使すればするほど劣化が進み、結局雨漏りの発生につながってしまうことから、ルーフィングはあくまで2次防水機能として活用する必要があります。

ルーフィングとしては、田島ルーフィング株式会社の「タディスセルフ」が使用されました。
タディスセルフは優れた防水性能と耐久性を持っており、その期待耐用年数はなんと30年であるとされています。

タディスセルフを張り付けた後の屋根
ルーフィングの敷設作業

ルーフィングの敷設作業が終わったら、続けて新しい屋根材の設置作業が行われました。
今回の工事では、屋根材としてオーウェンスコーニングジャパン合同会社が取り扱っている「オークリッジスーパー」が使用されています。
オークリッジスーパーの表面には、セラミックコーティングが施された天然石が吹き付けられています。
優れた耐候性によって色あせの発生を未然に防げるので、高級感のある美しい外観を長期的に維持できます。

オークリッジスーパーを設置しているときの屋根
オークリッジスーパーの張り付け作業

オークリッジスーパーを張り付け終えたら、棟からの雨水の侵入を未然に防ぐために、新しい棟板金・貫板を設置していきます。
このとき、木製ではなく樹脂製の貫板を使用することで、雨水や湿気による腐食を防止できます。

新しい棟板金・貫板の設置作業
棟板金・貫板の設置

棟板金の設置が終わったら、S様邸での屋根カバー工事は完了となります!

 屋根カバー工事 後の屋根
施工後

次回からはまた別の工事現場の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらもあわせてお読みいただけると嬉しいです(*^^*)

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