2024.01.01 シャッターボックスの塗装工事

K様|外壁・屋根塗装工事の工事工程⑨

こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です!

このブログでは、外壁・屋根塗装工事をご依頼いただいたK様邸の工事工程をご紹介したいと思います!

今回は、 シャッターボックスの塗装工事 の様子をご紹介していきます!

シャッターボックスは、「窓付きシャッターの上部に設置される長方形の収納スペース」となります。
シャッターを使用しないときはこのシャッターボックスに収納することで、シャッターを雨風や紫外線から保護することができます。

常日頃からシャッターを閉めたままの状態にしていると、雨風や紫外線によって塗膜が劣化し、防水性能(撥水性能)が低下してしまうリスクが高まります。
シャッターは金属製のものが多いことから「サビ」や「腐食」が発生し、最悪の場合、シャッター表面に穴が開いてしまうことも考えられます。
穴が開いたシャッターは窓ガラスを保護することができなくなってしまうので、早急な補修工事が必要となり、手間やコストがかかってしまいます。

そのような事態を未然に防ぐために、シャッターは雨の日や夜間を除く時間帯にはシャッターボックス内に収納されています。

しかし、シャッターボックス自体も雨風や紫外線の影響を受けることで経年劣化が発生する可能性があります。
鉄、アルミニウム、ステンレスなどの金属素材から作られたシャッターボックスは「サビ」や「腐食」が発生しやすく、その状態で放置することでシャッターボックスの表面に穴が開き、雨水が侵入してしまう恐れがあります。
また、シャッターボックスの劣化は、シャッターの開閉機能にも影響を及ぼしてしまう可能性があります。たとえば、開閉時に異音が発生したり、スムーズに開閉できない等の問題が起こります。

シャッターボックスの劣化が軽度の場合、一般的には「塗装工事」によって補修が行われます。
しかし、腐食や穴あきが進んでいたり、シャッターボックスの性能向上を目的とした工事を希望する場合には、「交換工事」が行われることがあります。
交換工事は塗装工事に比べて費用が高くなる傾向があるため、あまりコストをかけたくないのであれば、シャッターボックスの劣化が進む前に補修工事を行われることをおすすめいたします。

このように、シャッターボックスは窓付きシャッターの機能を長期間にわたって維持するために非常に重要な存在となっています。
定期的なメンテナンスと必要に応じた補修工事を欠かさずに行い、シャッターとシャッターボックスの性能を維持するようにしましょう。

シャッターボックスについての理解が深まったところで、さっそくK様邸でのシャッターボックスの塗装工事の様子をご紹介していきたいと思います!

塗装工事前のシャッターボックス
施工前

今回の工事では、まず初めにシャッターボックスのケレン・目荒らし作業が行われました。
常日頃から雨風や紫外線の影響を受けているシャッターボックスは、経年劣化による汚れやサビが付着していることが多いです。
それらを残したまま塗装を行うと、塗膜の浮きや膨れ、剥がれの原因となる可能性が高いです。

そのため、塗装前にケレン・目荒らし作業によって下地の状態を整える必要があります。
紙やすりなどを用いて汚れやサビを取り除き、表面に微小の傷をつけていくことで、塗膜の密着性を向上させることができます。

シャッターボックスのケレン・目荒らし作業
シャッターボックスのケレン・目荒らし作業

ケレン・目荒らし作業が終わったら、次にシャッターボックスのサビ止め塗装が行われました。
今回の工事では、サビ止め塗料として「GTエポプライマーストロング」が使用されています。
優れた防錆効果によってサビの発生を長期的に防げるので、金属製のシャッターボックスにピッタリです。

GTエポプライマーストロングによるシャッターボックスのサビ止め塗装
シャッターボックスのサビ止め塗装

サビ止め塗装後のシャッターボックス
塗装後

サビ止め塗装が終わったら、最後にシャッターボックスの中塗り・上塗りが行われました。
中塗り・上塗り塗料には日本ペイント株式会社の「ファインパーフェクトトップ」が使用されています。
ラジカル制御技術によって塗膜の劣化を抑制できる他、親水性塗膜を形成することで雨だれ汚れの発生を未然に防ぎ、シャッターボックスの美観を長期的に維持することができます。

ファインパーフェクトトップによるシャッターボックスの中塗り
シャッターボックスの中塗り

ファインパーフェクトトップによるシャッターボックスの上塗り
上塗り

上塗りが終わったら、K様邸でのシャッターボックスの塗装工事は完了となります!

塗装工事完了後のシャッターボックス
施工後

次回も引き続きK様邸での付帯部の塗装工事の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらも合わせてお読みいただけると嬉しいです(*^^*)

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