2024.01.24　軒天の塗装工事

こんにちは☀
ガイソー山梨店です！

このブログでは、ガイソー横浜港南店に外壁・屋根塗装工事をご依頼いただいたM様邸の工事工程をご紹介したいと思います！

今回は、 軒天の塗装工事 の様子をご紹介していきます！

軒天とは、「外壁よりも外側に出ている屋根の裏側」のことを指しています。
「軒先の天井」や「軒裏天井」を略して「軒天」と呼ばれるようになったとされています。

軒天に当たる箇所にはパネルが張り付けられており、ベニヤ板や金属板、ケイカル板、フレキシブルボード（セメント）、スラグ石膏板などと材質は様々です。
いずれの材質も優れた防火性を持っています。

軒天の役割として、

• 外壁を雨風や紫外線から保護する
• 屋根への延焼を未然に防ぐ
• 屋根の内部構造を保護し、建物の美観を向上させる

といった点が挙げられます。

外壁に当たる雨風や紫外線を軒天が遮ることで、外壁の塗膜の劣化を抑制し、長期的に保護し続けることができます。

また、軒天には防火性に優れるパネルが張り付けられているため、万が一火災が発生したとしても、屋根への延焼を未然に防げます。
屋根が焼け落ちてしまうといったことが起こらないので、火災による住宅の被害を抑えることができます。

さらに、軒天が屋根の内部構造（垂木や野地板など）を覆い隠すことで、雨風による劣化を防ぐだけでなく、建物の美観を向上させることが可能です。

このように、軒天は建物にとって非常に重要な存在となっています。

しかし、軒天は経年劣化によって「カビ・コケの繁殖」「雨染み」「剥がれ」「破損」などの様々な症状が発生してしまいます。
これらの症状を放置すると、軒天内部の雨漏りにつながる恐れがあります。
特に雨染みが発生している場合、既に軒天内部に雨水が浸透している可能性が高いことから、早急な補修工事が必要となります。

軒天の補修工事として、「塗装」や「増し張り」、「張り替え」などの工法が挙げられます。
増し張りが「既存のパネルの上から新しいパネルを張り付ける工法」で、張り替えが「既存のパネルをすべて取り除いてから新しいパネルを張り付ける工法」となります。
軒天の劣化が進んでいる場合は増し張りか張り替えを行う必要がありますが、表面に色あせや汚れが目立ち始めた段階であれば、塗装工事によって補修することができます。

M様邸の軒天には「経年劣化による汚れ」が発生している状態でしたので、塗装工事によって補修させていただきました。

今回の工事では、軒天の中塗り・上塗りが行われました。
軒天は外壁や屋根ほど劣化しやすい箇所ではないので、基本的には2回塗装によって補修されます。

中塗り・上塗り塗料には「ガイソーウォールタフネスシリコン」が使用されています。
ガイソーウォールタフネスシリコンは耐候性・低汚染性に優れる塗膜を形成するので、湿気の影響を受けやすい軒天にピッタリな塗料と言えます。

上塗りが終わったら、M様邸での軒天の塗装工事は完了となります！

次回はM様邸での外壁塗装工事の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらも合わせてお読みいただけると嬉しいです(*^^*)

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