2024.02.18 シャッターボックスの塗装工事

M様|外壁・棟板金・雪止め塗装工事の工事工程⑧

こんにちは☀
ガイソー山梨店です!

このブログでは、ガイソー横浜港南店に外壁・棟板金・雪止め塗装工事をご依頼いただいたM様邸の工事工程をご紹介したいと思います!

今回は、 シャッターボックスの塗装工事 の様子をご紹介していきます!

シャッターボックスとは、「建物の窓に取り付けられたシャッターを格納するための長方形の収納箱」を指しています。
使用していないシャッターを収納・保護する役割を持っています。

シャッターを長期間にわたって閉めたままにしておくと、雨風や紫外線の影響で塗膜が劣化し、防水性や撥水性が低下する恐れがあります。
特に金属製のシャッターの場合、サビや腐食が進行し、最終的には表面に穴が開いてしまうことがあります。これにより、本来は窓ガラスを保護しているシャッターが、逆に雨風の侵入口となってしまいます。
このような状況を防ぐために、シャッターボックスを設置することでシャッターの劣化を抑制しています。

しかし、シャッターボックス自体も経年劣化によって様々な症状が発生する可能性があります。
前述の通り、雨風の影響を受け続けることで鉄やアルミニウム、ステンレスなどの金属製シャッターボックスはサビや腐食が発生しやすいです。
腐食の進行によって表面に穴が開くと、内部に収納されているシャッター自体も雨風に晒されることになり、さらなるダメージを受ける可能性があります。

加えて、シャッターボックスの劣化はシャッターの開閉機能にも悪影響を及ぼすことがあります。
開閉時に異音がする、またはスムーズに開閉できなくなるなどの問題が発生した場合、シャッターかシャッターボックスのいずれか、もしくは両方の劣化が進んでいるかもしれません。

これらの症状が発生した場合、シャッターボックスの補修工事が必要になります。
シャッターボックスの劣化が軽度であった場合、塗装工事によって補修することができます。しかし、シャッターボックスに腐食や穴あきなどの症状が見られる場合や、より高性能なモデルへの変更を希望される場合などは交換工事を行う必要があります。
交換工事は塗装工事に比べて費用が高くなりやすいので、費用をできるだけ安く抑えたいのであれば症状が軽度なうちに補修工事を検討されることをおすすめいたします。

今回のM様邸での工事では、まず初めにシャッターボックスのケレン・目荒らしが行われました。
常に外部に晒されているシャッターボックスは雨風の影響を受けやすく、チリやホコリ、排気ガスなどの様々な汚れが付着している場合があります。また、金属製の場合はサビも発生しやすいです。
これらの汚れやサビが残ったままだと塗料がしっかりと密着せず、塗装工事からわずか数ヶ月~1年程度で剥がれてしまう可能性が高いです。
そのため、塗装前に紙やすりを用いて汚れやサビを取り除き、下地表面に小さな傷をつけることで塗料の密着性を向上させています。

シャッターボックスのケレン・目荒らし
シャッターボックスのケレン・目荒らし

ケレン・目荒らしが終わったら、次にシャッターボックスの下塗りを行っていきます。
下塗り塗料には、日本ペイント株式会社の「パーフェクトプライマー」が使用されました。
非常に優れたサビ止め効果を有しているので、金属製の付帯部の塗装工事に適しています。

パーフェクトプライマー
パーフェクトプライマー

パーフェクトプライマーによるシャッターボックスの下塗り
シャッターボックスの下塗り

下塗り完了後のシャッターボックス
下塗り完了

下塗りが終わったら、続けてシャッターボックスの中塗り・上塗りが行われました。
今回の工事では、中塗り・上塗り塗料としてPAINT LINEジャパン株式会社の「レガロ」が使用されました。
レガロには「クワトロガードテクノロジー」と呼ばれる技術が施されており、ラジカルによる塗膜の劣化を抑制することができます。
また、優れた低汚染性によって雨だれ汚れが発生することがないので、シャッターボックスの美観を長期的に維持できます。

レガロによるシャッターボックスの中塗り
シャッターボックスの中塗り

レガロによるシャッターボックスの上塗り
上塗り

上塗りが終わったら、M様邸でのシャッターボックスの塗装工事は完了となります!

塗装工事完了後のシャッターボックス
施工完了

次回はM様邸での土台水切りの塗装工事の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらもお読みいただけると嬉しいです(*^^*)

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