Before
外壁の劣化が気になったことをきっかけに、外壁塗装工事を検討されたお客様です。
また、現地調査の際には外壁だけでなく屋根の状態も確認し、塗装や葺き替えなどのリフォーム工事を行うべきかどうかについてのアドバイスを希望されていました。
現地調査の結果、リシン外壁（モルタル・ALC外壁に表面化粧材であるリシンを吹き付けたもの）の汚れやひび割れが確認されました。リシン外壁のつぶつぶな模様には「雨水が溜まりやすい」というデメリットが存在し、雨水と一緒に流れ落ちてきた汚れによって見映えが悪くなるだけでなく、雨水を吸収することで塗膜の劣化が進行しやすくなる可能性もあります。そのため、リシン外壁は早めの塗り替え工事が重要となります。
M様邸の屋根には色あせや変色、ひび割れなどのような症状は見られなかったため、今すぐのリフォーム工事は不要であることが確認されました。しかし、棟板金の汚れやコーキングの劣化、雪止め（落雪防止のために取り付けられた金具）のサビなどの症状が見受けられたことから、 今回は 外壁・棟板金・雪止め塗装工事 をご提案させていただきました。
After
今回の 外壁・棟板金・雪止め塗装工事 では、外壁塗料としてPAINT LINEジャパン株式会社の「レガロ」が使用されています。
レガロには「クワトロガードテクノロジー」と呼ばれる最新技術が施されているため、酸化チタンと紫外線の反応によって発生する「ラジカル」による塗膜の破壊活動を未然に防ぐことができます。
まず、オルガノポリシロキサン系樹脂（無機成分）とグリジル基含有シリコーンオリゴマー（有機成分）のハイブリッド樹脂によって、塗膜内への紫外線の侵入を最小限に抑えます。そして、耐候性に優れる特殊チタンの表面をラジカルバリアーで覆うことで、発生したラジカルが封じ込められます。バリアー層を抜け出したラジカルは高性能光安定剤に捕捉・無害化されるため、ほとんどすべてのラジカルの活動を抑制させることができます。
これらの最新技術により、紫外線とラジカルによる塗膜の破壊を防ぎ、外壁の塗膜を長持ちさせることが可能となります。
棟板金・雪止めの塗装工事では、中・上塗り塗料として日本特殊塗料株式会社の「パラサーモシリコン」が使用されました。
独自の技術が施されたパラサーモシリーズの塗料は優れた耐久性・耐候性を持っているため、紫外線による塗膜の劣化を防止することができます。
施工内容
| エリア | 神奈川県横浜市南区 |
| 施工内容 | 外壁・棟板金・雪止め塗装工事 |
| 費用 | 約1,470,000円 |
| 施工期間 | 約4週間 |
| 使用塗料 | 【外壁】 下塗り：「スーパーファインベース」（PAINT LINEジャパン株式会社） 中・上塗り：「レガロ」（〃） 【棟板金・雪止め】 下塗り：「パーフェクトプライマー」（日本ペイント株式会社） 中・上塗り：「パラサーモシリコン」（日本特殊塗料株式会社） |
