Before
近隣で外装リフォーム工事が行われていたことをきっかけに、ご自宅の現地調査を希望されたお客様です。
現地調査の結果、外壁には何かの衝突が原因で発生したであろう傷が確認されました。
外壁の傷はご自宅の見映えを悪くするだけでなく、その部分から雨水が侵入することで外壁内部の雨漏り・腐食につながる可能性があります。
R様邸の外壁の傷は薄っすらと内部が透けて見えている状態であったため、早急な補修工事を行う必要がありました。
屋根には「パミール」による「層状剥離(屋根材の先端からミルフィーユのように剥がれてしまう症状)」が発生していました。
パミールとは、かつて住宅用建材メーカーのニチハ株式会社が販売していた屋根材のことで、施工から約7~10年程度で層状剥離が発生するという重大な欠陥があります。
層状剥離を放置すると、強風によって屋根材が飛散してしまう可能性があるため、一刻も早く補修する必要があるのですが、ボロボロな状態の屋根に塗装工事を行うことはできません。そのため、パミールの屋根には屋根葺き替え工事か屋根カバー工事のいずれかで施工します。
これらの結果を受けて、今回は 外壁塗装・屋根カバー工事 をご提案させていただきました。
After
今回の 外壁塗装・屋根カバー工事 では、外壁塗料としてPAINT LINEジャパン株式会社の「ゼニス」が使用されています。
ゼニスには「クワトロガードテクノロジー」という特殊な技術が使用されています。この技術により、塗膜内の有機物を破壊するラジカルを無害化し、塗膜を長持ちさせることができます。
ゼニスの期待耐用年数が約20~23年とされているように、長期間にわたってメンテナンスフリーな外壁が実現可能です。
屋根材には福泉工業株式会社の「シルキーG2」が使用されました。
シルキーG2は、表面にポリエステル樹脂塗料を焼付塗装することで、耐久性に優れた仕上がりとなっています。さらに、ポリエステル樹脂塗料には遮熱顔料が豊富に配合されているため、赤外線の反射によって屋根裏の温度上昇を軽減することができます。
また、ルーフィング(防水シート)に断熱性・遮熱性に優れる「GAINA」を塗装したことで、屋根の性能がさらに向上しました。
シルキーG2とGAINAの併用により、「夏でも冬でも快適に過ごせるご自宅」を実現することができました。
施工内容
エリア | 神奈川県横浜市南区 |
施工内容 | 外壁塗装・屋根カバー工事 |
費用 | 約2,450,000円 |
施工期間 | 約4週間 |
使用塗料 | 【外壁】 下塗り:「PLスーパーファインベース」(PAINT LINEジャパン株式会社) 中・上塗り:「ゼニス」(〃) 【屋根】 屋根材:「シルキーG2」(福泉工業株式会社) 中・上塗り:「GAINA」(株式会社日進産業) |