Before
現地調査を行わせていただいた結果、外壁には「ひび割れ」の症状が確認されました。
外壁のひび割れは、「経年劣化によって塗膜の柔軟性が低下し、建物の動き（振動・収縮など）に追随できなくなった」ことによって発生します。
外壁のひび割れを放置すると、ひび割れ部分から雨水が入り込んで外壁内部の雨漏り・腐食につながる可能性があります。
また、施工前の屋根は漆喰が劣化してしまっている状態でした。
漆喰には「葺き土（瓦の下に敷き詰められた土）を雨風から保護する」「瓦を固定する」という役割があります。しかし、経年劣化によって漆喰の欠けやひび割れ、剥がれなどが発生すると、葺き土がむき出しになって屋根内部の雨漏りにつながったり、瓦がズレて飛散・落下してしまいます。
そのため、瓦屋根を長持ちさせるためには漆喰のメンテナンスが不可欠となっています。
現地調査の結果を受けて、今回は 外壁塗装・屋根漆喰工事 をご提案させていただきました。
After
今回の 外壁塗装・屋根漆喰工事 では、外壁塗料として「ガイソーウォールマットマックス」が使用されています。
ガイソーウォールマットマックスには「ラジカル反応制御技術」という最新技術が施されています。酸化チタン（白色顔料）を覆う「ラジカルバリアー」と塗膜内を浮遊する「光安定剤（HALS）」の配合により、酸化チタンと紫外線との反応によって誕生し、塗膜を劣化させてしまう「ラジカル」の発生・活動を未然に防ぐことができます。これにより、ガイソーウォールマットマックスで塗装した外壁は10年以上にわたって綺麗な塗膜を維持します。
また、ガイソーウォールマットマックスはツヤ消し塗料でもあるので、マットな質感の塗膜を形成することでモルタル外壁の意匠を活かすことができます。
屋根漆喰工事では、株式会社豊運の「シマダの屋根しっくい」が使用されました。
従来の漆喰が消石灰を原料としているのに対し、シマダの屋根しっくいはモルタルを主成分としています。これにより、従来の漆喰よりも優れた強度・耐久性・付着性を発揮できるようになりました。
さらに、この漆喰は水で練るだけで使用可能となるため、従来の屋根漆喰工事よりも工期を短縮することができます。
施工内容
| エリア | 神奈川県横浜市磯子区 |
| 施工内容 | 外壁塗装・屋根漆喰工事 |
| 費用 | 約1,114,000円 |
| 施工期間 | 約2週間 |
| 使用塗料 | 【外壁】 下塗り：「GWカブールサーフEPO」（ガイソー） 中・上塗り：「ガイソーウォールマットマックス」（〃） 【屋根】 漆喰：「シマダの屋根しっくい」（株式会社豊運） |
