神奈川県横浜市旭区 O様棟板金交換工事の施工事例 - 山梨県の外壁塗装なら株式会社建尚

Before

ご自宅の近くで外装リフォームが行われていたことをきっかけに、ご自宅の現地調査を希望されたお客様です。

現地調査の結果、「棟板金のコーキングの劣化」が確認されました。

屋根に複数の棟板金がある場合、接合部分にコーキング材を充填することで隙間からの雨水の侵入を未然に防いでいます。
しかし、経年劣化によってコーキング材に配合されている可塑剤が表面に溶け出すと、コーキングの「肉やせ」や「ひび割れ」などの症状が現れる可能性があります。
コーキングの劣化を放置すると、棟板金の接合部分に発生した隙間から雨水が入り込み、屋根内部の雨漏りや腐食につながってしまいます。
さらに、棟板金の固定が不安定になることで、「棟板金の浮き」が発生することも考えられます。こちらも雨漏りの原因となる症状ですので、棟板金の浮きが起こる前に補修工事を行われることをおすすめいたします。

現地調査の結果を受けて、今回は棟板金交換工事をご提案させていただきました。

After

今回の棟板金交換工事は、「①既存の棟板金・貫板の撤去作業→②新品の貫板・棟板金の設置作業→③接合部分のコーキング作業」といった3工程で行われました。
O様邸の屋根には太陽光パネルが設置されていたため、撤去・再設置作業も弊社で行わせていただきました。

サビに強い「ガルバリウム鋼板」製の棟板金を使用しているので、サビ・腐食によって棟板金に穴が開き、雨水が屋根内部に入り込んでしまうといった事態を未然に防ぐことができます。

棟板金交換工事は屋根の塗装工事・カバー工事にあわせて行われることが多いですが、棟板金だけの補修工事を行うこともあります。
屋根材は経過観察で問題ないとしても、棟板金の劣化が人知れず進行しているケースも存在します。そのため、棟板金の状態に少しでも違和感を覚えた際は、施工業者に現地調査を依頼されることをおすすめいたします。