神奈川県横浜市中区　S様　外壁塗装・防水工事　の施工事例

現地調査を行わせていただいたところ、外壁には「チョーキング」や「ひび割れ」などの症状が確認されました。

チョーキング（白亜化現象）とは、「外壁に触れた際に外壁と同じ色の粉が付着する現象」のことです。
塗料に含まれる樹脂が紫外線によって劣化・分解され、顔料（粉末状の着色料）がむき出しとなってしまうことで起こります。
建物の美観が損なわれるというだけでなく、塗膜の防水性能（撥水性能）が大きく低下してしまうことから、放置すると外壁材が雨水を吸い込むようになってしまいます。
「外壁内部の雨漏りや腐食」、「カビ・コケの繁殖」、「ひび割れの発生」など、様々な症状につながる恐れがあるため、チョーキングは外壁のメンテナンスを行うサインとなります。

また、ひび割れは「外壁材の膨張・収縮」、「建物の振動」、「施工不良」などの要因によって発生する場合もあります。
ひび割れを放置すると、そこから雨水が入り込んで外壁内部の雨漏りや腐食につながってしまうことから、早急な補修工事が必要となります。

さらに、施工前の屋上やベランダには「防水切れ」が発生していました。
防水切れとは、「塗膜の防水性能が失われてしまっている状態」を指しています。
屋上やベランダ・バルコニーなどには防水層が形成されており、これによって床部分への雨水の浸透を未然に防いでいます。
しかし、防水切れが発生していると「床部分のひび割れ」や「下の階への雨漏り」につながる恐れがあります。
最悪の場合、骨組み部分のコンクリートにまで雨水が到達し、爆裂や倒壊が発生する可能性もあるため、一刻も早く防水層を新しくしなければなりません。

現地調査の結果を踏まえて、今回は 外壁塗装・防水工事 を行わせていただきました。