こんにちは☀
ガイソー横浜港南店・町田店です!
前回に引き続き、今回も「内装リフォームがよく行われる箇所の工事内容」について解説していきます!
今回は、 洗面所・浴室・トイレのリフォーム工事 です。水回りではどのようなリフォーム工事が行われるのかをこの記事でしっかりと確認していきましょう!
洗面所
洗面所は一般的に「洗面台・洗面化粧台が設置されているスペース」を指しており、顔や手を洗ったり、ヘアアレンジやメイクなどの身だしなみを整えたりするときに用いられます。
洗面台と洗面化粧台は厳密には別の設備になります。洗面ボウルと呼ばれるスペースがあることは共通していますが、洗面化粧台には収納棚や鏡面台が設置されているという違いがあります。そのため、洗面所で一般的に見られる設備は洗面化粧台の方になるのですが、その2つを区別せずにまとめて「洗面台」と呼ぶ場合もあります。
「洗面所と脱衣所が同じスペース」「洗濯機を設置して、洗濯物を洗面所に干す」など、洗面所はご自宅によって様々な間取り、活用方法があります。
洗面所の主なリフォーム工事として、以下の3つが挙げられます。
- 洗面化粧台の撤去・取り付け
- 配管工事
- 洗面所の壁紙・フローリング材の張り替え
洗面所のリフォーム工事では、「洗面化粧台交換工事」が行われることが多いです。
既存の洗面化粧台を解体・撤去した後に、新しい洗面化粧台を搬入して設置していきます。洗面化粧台の位置を変更したり、新しい洗面化粧台が既存の給排水管に対応していなかった場合は、システムキッチンの取り付け工事と同じように、給排水管の移設工事や電気の配線工事を行う必要があります。
新しい洗面化粧台を搬入してから配管工事を行い、最後に収納棚や鏡面台を取り付ければ、洗面化粧台交換工事は完了となります。
また、「洗面所の壁紙やフローリング材の張り替え」も洗面化粧台の交換に合わせて行われることが多いリフォーム内容となっています。
顔や手を洗ったり、場合によっては脱衣所や室内物干しスペースとしても活用される洗面所は、非常に水を使う機会が多いスペースとなっています。そのため、壁や床に水がはねて汚れてしまったり、壁紙・フローリング材内部の腐食が発生してしまう可能性があります。
洗面所の壁紙やフローリング材を張り替える場合は、洗面化粧台の交換工事よりも先に行われます。
洗面所のフローリング張り替え工事にも、既存のフローリング材をすべて剥がしてから下地を補修し、新品のものを張り付ける「張り替え」と、既存のフローリング材を残したまま新しいフローリング材を被せる「上張り」の2種類の工法が存在しています。
浴室(ユニットバス、在来浴室)
浴室は「入浴するために設けられたスペース」を指しており、浴槽やシャワーが設置されています。
浴室と風呂場に言葉として大きな違いはありませんが、しいて言うと浴室の方が書き言葉的であるようです。
現代の住宅では「ユニットバス」と呼ばれるタイプの浴室が主流であるとされています。ユニットバスとは、浴槽や壁・床・天井などのパーツをセットで製造し、現場への搬入後に組み立てることで作られる浴室のことです。
「パーツ同士のつなぎ目が少ないので汚れが溜まりにくい」「パーツを組み立てるだけなので工期が短い」などのメリットがあります。
ユニットバスに対し、浴槽や壁・床・天井を自由に選んで作った浴室は「在来浴室(在来工法)」と呼ばれており、昔ながらのタイル張りの浴室はこちらに該当します。
ユニットバスのメーカーとしては、「LIXIL」や「TOTO」などが挙げられます。
浴室の主なリフォーム工事として、以下の2点が挙げられます。
- ユニットバスの設置・交換工事
- 壁・床の改修工事(在来浴室)
浴室のリフォーム工事では、「在来浴室からユニットバスへの変更」か「既存のユニットバスから新品への交換」のどちらかが行われることが多いです。
在来浴室→ユニットバスの変更工事は、「①既存の設備の解体・搬出→②壁や床の斫り作業→③配管・配線工事→④ユニットバスの組み立て」といった工程で行われます。
②で出てきた「斫り」は「はつり」と読み、コンクリートでできた壁や床を壊したり、鑿(のみ)で表面を削って形を整えたりといった作業のことを指しています。ユニットバスを設置するときは既存の壁や床を使いまわすことはできないので、斫りを行うことでユニットバスを設置するスペースを確保する必要があるのです。
既存のユニットバス→新品のユニットバスの交換工事は、「①既存の設備の解体・搬出→②配管・配線工事→③新しいユニットバスの組み立て」という工程で行われます。ユニットバスの解体は壁・床の斫り作業よりは難しくないため、約1~2日で工事完了する場合が多いです。
在来浴室をユニットバスに変更せず、そのまま浴室をリフォームする場合は、主に「壁や床の改修工事」が行われます。
在来浴室では壁や床にタイルがよく用いられていますが、「タイルの目地に汚れが溜まりやすい」「目地の劣化によってタイル内部に水が入り込み、下地が痛みやすい」などのデメリットがあります。
そのため、壁をタイルから「バスパネル」に変更したり、床に浴室用シートを敷くなどのリフォーム工事が行われることが多いです。
*バスパネル…主にユニットバスで使用されている壁材。「防水性に優れる」「汚れやカビが発生しにくい」
などのメリットがある。
トイレ
トイレは、主に「便器と手洗い場が設けられたスペース」のことを指しています。
便器は耐久性に優れ、汚れが付着しにくい陶器製が主流ですが、近年では樹脂製(有機ガラス)の便器も登場しています。樹脂製の便器は撥水性(水をはじく性質)に優れ、水垢が固着しにくいという特長があります。
トイレのメーカーとしては、「TOTO」や「LIXIL」などが挙げられます。
トイレの主なリフォーム工事として、以下の3点が挙げられます。
- 便器の交換工事
- 和式トイレから洋式トイレへの変更工事
- 壁・床の張り替え工事
トイレのリフォーム工事では、「便器の交換工事」が行われることがほとんどです。
陶器製の便器は非常に優れた耐久性を持っていますが、決して劣化しないというわけではなく、経年劣化によってひび割れてしまうことがあります。一度トイレのリフォームを行えば、長期間にわたって快適に使用できるようになるため、症状に気付いたら早めにリフォームすることをおすすめいたします。
便器の交換工事は、「①既存の便器の解体・搬出→②給排水工事→③新品の便器の取り付け」という工程で行われます。
また、「和式→洋式の変更工事」もトイレのリフォーム工事として挙げられます。洋式トイレは和式に比べて足腰への負担が少なく、節水効果も期待できるというメリットがあるため、このリフォーム工事を行われるご家庭は多いです。
この工事は「①既存の便器、壁・床の解体・搬出→②配管工事→③洋式便器の取り付け」という工程で施工されます。
便器の交換工事に合わせて、「壁紙や床の張り替え工事」を行う方も多いです。
水はねによって黒カビが発生したり、尿がはねて壁紙が黄ばんでしまうといったように、トイレの壁・床は汚れやすい部分です。特にカビが発生したトイレは衛生的に問題がありますので、トイレのリフォームを行うときは壁・床も張り替えるべきかをしっかりと確かめるようにしましょう。
最新の壁紙・床材には消臭機能や汚れ防止機能を備えているものもあるので、トイレの臭いや汚れを気にされる方は、製品の機能性に注目されることをおすすめいたします。
まとめ
今回は、洗面所と浴室、トイレのリフォーム工事についてお話させていただきました。
洗面所・浴室・トイレはいずれも衛生面に気を配る必要がある場所ですが、水回りということから汚れが発生しやすい場所でもあります。
洗面化粧台や便器などの目立つ箇所だけでなく、壁や床の状態もしっかりとチェックして、劣化が起こっているようであれば張り替え工事を検討するようにしましょう。
弊社では、外装リフォームだけでなく内装リフォームの方も請け負っております。
主にガイソー町田店による施工となりますが、ガイソー横浜港南店の施工対応エリア(神奈川全域)でも対応可能となっておりますので、内装リフォームに興味を持たれた方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。
内装の施工事例は7月以降から更新予定となっていますので、施工事例を参考に洗面所、浴室、トイレのリフォーム工事について考えたいという方は、今しばらくお待ちください。