2024.03.20　雨樋の塗装工事

こんにちは☀
ガイソー山梨店です！

このブログでは、ガイソー横浜港南店に外壁塗装・屋根カバー工事をご依頼いただいたO様邸の工事工程をご紹介したいと思います！

今回は、 雨樋の塗装工事 の様子をご紹介していきます！

雨樋とは「屋根に降った雨水を地面の排水溝まで誘導する付帯部」のことで、建物の保護に不可欠な役割を果たしているシステムです。
雨樋は屋根の端に取り付けられる「軒樋」、雨水を軒樋から竪樋へ導く「集水器」、そしてその雨水を地上の排水溝に送り届ける「竪樋」といった3つの部材によって構成されています。

雨樋がなければ、雨水は屋根から直接外壁を伝わって流れ落ち、外壁に雨だれ汚れが発生する原因となります。
さらに、雨水が建物の基盤（基礎・土台部分）に侵入することで、腐食や構造の弱化を招き、建物の寿命と安全性に深刻な影響を与えかねません。
そのため、雨樋の設置とメンテナンスは建物を長期にわたって守るために極めて重要と言えます。

雨樋の経年劣化により、「汚れ」や「歪み」、「破損」などさまざまな問題を起こすことがあります。
また、軒樋に枯れ葉やゴミが溜まると、雨水の流れが阻害されてあふれ出てしまう「オーバーフロー」という現象を引き起こしてしまいます。
これらの症状を放置すると、外壁や建物の基礎部分への損傷につながります。

雨樋の劣化や損傷に対処する方法としては、「塗装工事」や「交換工事」が一般的です。
塗装工事はコストを抑えて施工することができますが、雨樋の損傷が進行している場合には補修が不十分である可能性が高いです。
劣化がまだ軽微なうちに対処することで、修繕費用の高額化を避けることができます。

このように、雨樋は建物を保護するために不可欠な部分であり、適切なメンテナンスと補修工事が建物の寿命を延ばし、安全を保つ鍵となります。

今回の工事では、まず初めに雨樋のケレン・目荒らしが行われました。
屋根からの雨水を受け止める役割を持つ雨樋は、月日の経過によって汚れが溜まりやすい箇所でもあります。
汚れが残ったままだと塗料が下地にしっかりと密着せず、塗装工事からわずか数ヶ月程度で剥がれてしまいます。
そのため、ケレン・目荒らしによって汚れをすべて取り除き、表面に小さな傷をつけることで雨樋と塗料の密着性を向上させる必要があります。

ケレン・目荒らしが終わったら、続けて雨樋の中塗り・上塗りが行われました。
今回の工事では、中塗り・上塗り塗料としてPAINT LINEジャパン株式会社の「無機ハイブリッドチタンガード」が使用されました。
無機ハイブリッドチタンガードには「特殊クワトロガードシステム」と呼ばれる技術が用いられています。高耐候性特殊チタン（酸化チタン）の配合により、塗膜の樹脂の劣化を抑制し、長期間にわたって塗装箇所を保護し続けられます。

上塗りが終わったら、O様邸での雨樋の塗装工事は完了となります！

次回はO様邸での土台水切りの塗装工事の様子をご紹介していきたいと思いますので、そちらもお読みいただけると嬉しいです(*^^*)

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